トートバッグは帆布でしょうか。

大切なあなたのペットをプリント
オリジナルトートバッグ制作のかけす工房です。

トートバックの人気は帆布のようです。
帆布とは、英語では Canvas です。
その名の通り、帆船の帆として作られた
厚手で丈夫な布のことです。

その丈夫さからシート、テントなどに用いられ、
もちろんトートバックにも利用されています。

帆布とは綿糸、麻糸を平織りにした厚地の布のことを
言います。江戸時代に、船の帆に使われたため
その名がついたようですが、明治以降になって
綿を素材とした平織りの厚手の布を帆布と
呼ぶようになりました。

現在では、通学用のカバン、襦袢に付ける衿芯、
帯等の帯芯、相撲の廻し、油絵用のキャンバス、
建築材料などに使われています。

一般的に綿帆布とは、経糸（たていと）・
緯糸（よこいと）ともに10番手以上を使用したもので
糊などのつなぎを一切使用せず、経糸に
撚り糸（数本の糸を撚った糸）を用いて平織りしたもの
をいいます。

日本には室町時代に伝来し、江戸時代になって優れた
国産の帆布が多く出回るようになったようです。
日本国内の帆布の約７割は、岡山県で生産されている
そうです。

しかし、現在の生産量はピーク時の
１０分の１近くまで減少してしまったようで、
多くが海外からの輸入品のようです。

コストの問題も考えると致し方ないところでしょうか。